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キューティーブロンド ハッピーMAX [映画関連]

2003年 チャールズ・ハーマン=ワームフェルド監督

「ウォーク・ザ・ライン」でアカデミー賞主演女優賞を受賞したリース・ウィザースプーンの出世作「キューティー・ブロンド」の続編。映画の骨子は同じ。おバカなブロンド娘と思われていた主人公が、努力とポジティブなエネルギーと自分なりのやり方で、意外な分野で活躍してしまう、というもの。前作では見事ハーバードのロウスクールに合格して弁護士になった主人公エルは、今度は政治の世界でなんと法案を一つ通してしまう。

この映画の魅力は主人公エルがハチャメチャだけれどとても性格が良く頑張りやで、協力者となる周囲の人々や友達との交流もほほえましく、またエルの服やエル周囲のアイテムがどれも飛び切り可愛いこと。話はまるきり嘘っぱちだし、エル自身も自分の結婚式に飼い犬の母犬を招待しようとしたり、かなり変な子ではあるのだが、それでもいつも善良に前向きに頑張るエルを好きになってしまったら、もうこの映画のトリコである。少なくとも私は大好き。

1も2もそういうツボは同じようにしっかり抑えていて、そしてきちんと話はスケールアップし、後日談になっているという律儀さも偉い。


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