着信アリ [映画関連]
2004年 三池崇史監督
Jホラーのブームの中で作られた作品であり、キーとなる小道具は携帯電話。流行というものがなければ生まれなかった作品だと思ったら、企画・原作は秋元康だそうで。なるほど今その時でないと観ても楽しめない映画であろう。
携帯に死の予告着信があってビビるという話だが、携帯が不可欠、という世代だからこその恐怖であろう。携帯なんてただのツール、捨ててもいいし番号変えてもいいし、私なんて持ち歩いてないことも結構あるので、そういう人間にとってはさほどの恐怖でもない。ちょうど映画がつくられた当時の若者層には携帯依存症も多く、携帯を自分の分身のように認識している人も多かったからこそ、こういう映画が成り立つのだ。
ストーリィも出演者も演出もすべて今風。反対に言えばオリジナリティは期待できない。まぁこんなものだろう。
ホラー映画には興味がないのですが、作品が「今風」と言われると
どんな風?って少し気になります。
40歳を過ぎて今風が分からなくなってきたから(笑)。
by ken (2006-06-15 15:53)
今風...なんというか、リングっぽくて呪怨っぽくてその他の昨今のJホラーや韓国ホラーで見かけたような感じ、というのをちょっとオブラートに包んだ表現にしてみたつもり...?
なんだか自分で言っててわけわかんなくなってきました。(笑)
by satoco (2006-06-15 21:17)