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ゴーカイジャー ゴセイジャー スーパー戦隊199ヒーロー大決戦 [映画関連]

2011年 竹本昇 監督

今年はスーパー戦隊35作品目の節目の年。なもんで今年やっているゴーカイジャーは過去の戦隊がふんだんに登場する、記念の色が濃い作品。そして記念の映画が本作。
スーパー戦隊に興味がない人は見る意味がない映画だが、スーパー戦隊ファンは必見といえる作品だ。

毎年その時の流行をうまく取り入れているスーパー戦隊、今年のゴーカイジャーがモチーフとしているのは海賊だ。今の日本て海賊ばやりなんだね。「パイレーツ・オブ・カリビアン」とか「ワンピース」あたり?
幼いころだけでなく、大人になってからも長いことこのシリーズを見ているが、「ゴーカイジャー」はかなり気に入っている。コミカルな内容も楽しいが、とにかく戦闘が派手。武器も片手に刀、片手に銃だし、これをメンバー間で投げ合ってみたり、アクロバティックな動きも多くて見ていてたのしいのだ。衣装も格好いいし。
ガラが悪くて強気の連中ばかりなのもあって、過去のヒーローがふんだんに登場しても負けない存在感があるのである。

さて映画の方だが、ちょっと恥ずかしいけれど近年見た映画の中で一番テンションが上がったかもしれない。とにかく往年のヒーローが勢ぞろいする冒頭のレジェンド大戦とクライマックスの戦闘シーンが圧巻すぎるのである。しかも戦闘ロボも勢ぞろい。もうね、感涙ですよ。昨今は悩める複雑なヒーローも多いけれど、シンプルで直球のヒーローというのは、やはりいいものだなあとしみじみと感じさせてくれる。

そしてやはり35年の重みがすごい。
往年のヒーローが一人出てきてありきたりなメッセージを一言言うだけでも、その言葉はストレートに胸に響く。それは彼がこれまでに1年間ずっと正義のために戦ってきたことを知っているから。その裏付けがあるキャラクタが199人もいるのだ。スーパー戦隊シリーズの資産は大きい。

ちょっとマニアックなサブキャラやイレギュラーメンバーもちゃんと登場するところもうれしい。
DVD買っちゃうかも。
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ken

戦隊愛に満ちた記事ですね。
僕は「ゴレンジャー」一発で卒業してしまいましたが、35作品とは…。
確かにこれは日本の「資産」ですね。
よくネタも続いてるなあ。
by ken (2011-06-21 18:15) 

satoco

ネタ的にはダブっているものも多いですから、結構強引にどうにかしちゃってる感じです。ただ近年になって拳法とか侍とか天使とか海賊とか、いままでになかったモチーフが使われることが増えて感心しています。
「ゴレンジャー」はヒットしましたが翌年はコケ、その翌年はシリーズが途絶えていますので、「ゴレンジャー」世代の方は結構一発で卒業しているものらしいですね。
nice! ありがとうございます。
by satoco (2011-06-26 23:05) 

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