SSブログ

Ted 吹き替え版 [映画関連]

2013年 セス・マクファーレン監督

可愛らしい熊のぬいぐるみが、中身はおっさん、話す言葉は下品そのもの、というのがウリの本作。確かにテンポの良い下品なオヤジトークは、本物のオヤジがしゃべっていたらいらつくはずなのに、かなり笑えてしまうのはクマの可愛さゆえ。強面のマーク・ウォルバーグがこれまたテディベアに依存する幼稚なおっさんを好演して可愛さを添える。いや可愛く見えるのは私がマークを好きだからというだけだろうが。 

昨今のハリウッドでは、主人公は成長しないのがトレンドらしいが、幼児性を捨てることなんかない!と、その大切さをここまで声高に訴えられるとやはり少々複雑だなあ。どこの世界でも女は相手の子供さを許すか許さないかを試されているのだろうか。


そうはいっても、私自身少々普通の女性から逸脱しているからか、本作のガキ男どもの下らないやりとりには結構共感してしまったり。とくに世代がドンピシャなもので、引用されたりオマージュされている膨大な小ネタがいちいちツボで。アラフォーの映画好きならきっとニヤリとするセリフがあるのでは。

吹き替え版では笑いのネタも今日的な日本のネタに変換されていて工夫がある。ただ今の流行りがかなり反映されているので、時期を逃すとつまらなくなりそう。有吉弘行の吹き替えはすごくうまい!
nice!(1)  コメント(2)  トラックバック(0) 
共通テーマ:映画

nice! 1

コメント 2

ken

有吉くんの吹き替えが巧いのは「アフラックCM」で実証済み。
だから、そうと聞いて尚更観たくなりました。
お久しぶりですw
by ken (2014-03-05 01:02) 

satoco

お久しぶりです!
また気が向いたらいらしてくださいね。
有吉弘行、なんでもこなしますね。好きな芸人さんです。
by satoco (2014-03-06 02:33) 

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

苦役列車夢売るふたり ブログトップ

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。