ラストサマー / ラストサマー2 [映画関連]
あえて1個のレビューで。
ラストサマー: 1997年 ジム・ギレスビー監督
ラストサマー2: 1998年 ダニー・キャノン監督
正直、この手の映画は好きである。重苦しくない。真剣みがない。怖くない。湿ってない。というのがくたびれているときにも気軽に観られていい。なのでこの映画もそれなりに楽しんだ。
ストーリィはよくあるタイプで、ある集団が殺人鬼に追われ一人一人殺されていくというもの。1作目ではその集団は1年前に人を車ではねて、海に投げ込んだという秘密を共有する大学生4人。2作目では嵐の孤島に閉じ込められた大学生4人とホテルの従業員。主要キャストの現代っ子ぶりやノリは「スクリーム」に似ているが、(1作目の脚本家は「スクリーム」のケビン・ウィリアムソン)名作「スクリーム」とは比べものにならない、凡庸な作品と言っていい。浜辺で都市伝説について語られているシーンあたりにウィリアムソンらしさが出てはいるが、それだけ。実際「スクリーム」自体少しでもはずしたら凡作になるギリギリの線で成功している映画なので、ああいいうものを何度も期待する方が無茶ではあるのだが。
この映画で注目すべきは、ジェニファー・ラブ・ヒューイットのナイスボディぶりなんじゃないかと思う。顔は痩せすぎでともすると貧相なくらいなのだが、首から下は本当によくできてるなぁと感心してしまう。この手の映画の主要な観客層であるアメリカのティーンエイジャーはナイスボディの女の子がキャーと泣き叫んで、特徴のある殺人鬼が人をバッタバッタと殺しまくれば満足、ということだが、そのための女の子としてはジェニファー・ラブ・ヒューイットは100点満点であろう。(ただし、泣き叫んで逃げるシーンは少ない)実際、アメリカではジェニファー効果で結構ヒットしたらしい。殺人鬼は今ひとつ個性がないのが残念。
1作目に突然アン・ヘッシュが出てきたのには驚いた。しかも変な役。
初めまして。
私もこの映画、2つでワンセットで観て、ともて楽しめました。
深く考えず、アクションホラーって感じで面白かったです。
by 破裂の人形 (2006-02-13 18:58)
コメントありがとうございます。
深く考えなくてもいいところがこの手の映画の良さですよね。
by satoco (2006-02-14 00:15)