ニューヨークの恋人 [映画関連]
2001年 ジェームズ・マンゴールド監督
ストーリィ的には全く私が普段良く観るような映画とはタイプが違うのだが、行きつけの名画座で上映していたため、映画館で観た作品。今日地上波で放送していたので、カットだらけと知りつつも再見。
かなりご都合主義的な話しだし、そう目新しいとも思えない作品。だがメグ・ライアンはやっぱりなんだかんだ言ってとびきりチャーミングだし、それに何と言ってもこの映画のヒュー・ジャックマン(役名はレオポルド)が私にはたまらないのだ。
というわけで、今日のブログは映画のレビューではなく、私のレオポルドへの愛を語るだけの内容である。あしからず。
もともと恋愛映画にうっとりするタチではないし、映画を観て格好いい!と思う俳優はたいていがヒーローかヒールであって、恋愛映画の王子様役にホレることはまずない。なのに、この映画のレオポルドだけは、観ていてどうにもドキドキしてしまう。映画の中のキャラクタにこんなにドキドキしたのは、初めて「ロード・オブ・ザ・リング 2つの塔」のアラゴルンを観たときくらいだ。
まずヒュー・ジャックマンの容姿が好き。この映画でのヘアメイクは実にさっぱりしていて美男子だし、あの厚い胸板とたくましい腕でタートルネックのセーターを着ちゃうなんてもう反則だ。腕毛もセクシー。
そしてレオポルドは過去からタイムスリップしてきた英国貴族である。が、しかし発明家の顔も持つ進歩的な男だから、貴族だからと言って伝統伝統とうるさいなんてことはないし、旧時代の男だからと言って女性蔑視のようなこともしない。でも紳士だから知性と教養はあるし、女性は守るしお姫様扱いしてしまうし、何より立ち居振る舞いがものすごく上品で優雅なのだ。キッチンで野菜を刻んでいる姿が男前なのだからすごい。メグ・ライアン扮するケイトとラブラブな時の姿はもうこんな男性に愛されるということほどロマンチックなことはこの世にありえないという気になる。私はこの映画を観たから他にどんなトホホなことをしていてもヒュー・ジャックマンが好きである。お芝居とはいえここまで上品で優雅な立ち居振る舞い、なかなかできるものではない。
リアリティのかけらもない役だし、現代社会からみた常識はないし、えー、こんな男いやだ、という女性もいっぱいいるだろうが、やっぱり上品で知性的でセクシーな男性はいい!と声を大にして言いたいと思ったりする。
一応映画としてどうか、というようなことも書くと、上記のように貴族とは言っても進歩的な考えの男にしたり、メグ・ライアン扮するキャリア・ウーマンが、仕事一筋とはいっても思わぬ不器用さを持っていたり、そういう工夫で結局二人の恋愛が上手く行くというあたりがなかなか考えたなぁと思うし、ニューヨークの景色も楽しく、嘘っぽくて能天気だがそれなりに楽しい恋愛映画だと思う。
ヒュー・ジャックマンは僕にとってもストライクです。この顔、大好き(笑)。
と、同時に僕は生粋のメグ・ライアンファンでもあるわけですが、
この作品だけは永らく観ようと思わなかった。詳しくはTB記事にありますが
でも観てみるとなかなか悪くない映画なんですよね。
最後の4行でsatocoさんが指摘した通り、ツボを押さえた演出がGOOD
だったと思います。
by ken (2006-02-18 02:57)
私も、メグはストライクゾーンですよ。若い頃は若い頃でチャーミングで、大人になったらいい感じの大人の女性になりましたよね。実は私は会社に着ていく服はほとんど映画の中のメグの真似をしています。キーワードは、白シャツ。
by satoco (2006-02-19 15:52)