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2005.6.6  レイクミード-ルート66-グランドキャニオン [雑感]

早朝に起床、大きなスーツケースはホテルに預け、小さなスーツケースだけで2泊3日プチ・グランドサークル周遊の旅に出発。ガイドはノブさん。プロのレゲエミュージシャンで、趣味のインディアンフルートを腰に挿しているラスタマン。このガイドさんが大当たりで、場所場所でBGMをかけてくれたり、寄り道したり撮影用小道具を用意していたりとサービス精神旺盛。しかもあまり拘束しないのが良い。

一緒にツアーに出るのは、たぶん同年代の仲良し姉妹二人組。とてもいい方々で、車中での会話も楽しい。ツアーバスで年配の方々に囲まれていくことも覚悟していたので同年代総勢5人とは、嬉しい限り。

まずはグランドキャニオンをめざすが、その前に途中のフーバーダム、レイクミードで寄り道。アリゾナ州に入ると、雰囲気が一気に荒野に。トイレ休憩もだんだんと情緒のある場所になってくる。ナバホ族の居留地に近づくため、土産物もだんだんネイティブアメリカンめいてくる。

延々と続く長い車道を走行中、蜃気楼にも遭遇。下位蜃気楼というもので、路面が濡れて見えるのだ。実際に近づくと路面はドライ。逃げ水とも言われる。空が地面に写っているのだそう。

「いったん降りて写真とりましょう!」と降りたところはただの線路。しかしなんともいい風情。ノブさんはポーズ指導もしつつ写真を撮ってくれる。

途中でルート66にも寄り道。BGMはもちろん名曲Route66。ルート66、セリグマンでアイスを食べる。このアイス屋のオヤジがとにかく面白い。ストローをくれといえば藁束を出すし、「コーンは古いのでもいいかい?」とぼろぼろのコーンを出してきたり。油断できない買い物。来客が名刺を壁にべたべた貼っているので、ここに行くときは是非名刺持参で。

その近くの土産やはアイス屋の先代のオヤジの弟がやっている店。ルート66にまつわるみやげ物の中に、どうもこの店のカウンターを写した絵葉書が。店主がにっこり笑っている。自分の写真を絵葉書にして自分の店で売っている訳だ。ちなみにこの店主はルート66保存会の会長だそう。

またしばらく走った後、ピザとパスタのファーストフード店で昼食をとり、グランドキャニオンへ。


車から降りた途端、広い空間と谷が見えてくる。要するに谷なんだが、ここまでスケールが大きいと壮観。コロラド川の侵食によって削られたのだというが、今見えるコロラド川ははるか下方で穏やかに流れているだけ。

まずはマーサポイントで景色を堪能し、ヤバパイポイントまで歩く。標高が高いため、寒く、空気が薄い。途中で柵のないところで写真を撮ったが、こうちゃんは
びびってあまり縁の方までは来てくれない。

ビジターセンターでグッズなどを見た後、谷へ降りるルートを少しだけ降りてみる。コンドル発見。降りるのは楽だが登るのはつらい。谷へ降りるハイキングを日帰りでしようとして過労死する人が続出しているらしい。脱水症状とか凍死とかじゃなくて、本当に疲労による死だそうな。必ずキャンプするようにとあちこちに注意書きが。

ふたたびマーサポイントで夕日を見る。うーん美しい。影の形が刻々と変化する。日中の谷は、基本的に茶色。それがオレンジから、紫色、グリーンと場所によって様々な色を見せる。太陽ってすごい。

宿はグランドキャニオンそばのグランドホテル。木を活かした内装がかわいらしい。夕食のレストランに行ったら、日本の巨大ツアーの方々もいらしていて少々困惑したが、こちらは5人だから奥の席に通してもらう。こうして毎食一緒に食事をしていると、だんだんみんな仲良くなってきていい感じ。

2005.6.7 グランドキャニオン-リトルコロラド-フォレストガンプ・ポイント-モニュメントバレー-レイクパウエル


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