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2005.6.7 グランドキャニオン-リトルコロラド-フォレストガンプ・ポイント-モニュメントバレー-レイクパウエル [雑感]

またも早朝起床。グランドキャニオンに朝日を見に行く。
日の出を見たのは、グランドビューポイントというところ。大勢のツアーだとマーサポイントで日の出を見ることが多いらしく、グランドビューポイントにはほとんど人がいない。そういうことも考慮して場所を選んでくれるノブさんなのだった。日が出てくると谷がぼんやり見えてきて、谷に沢山の色が見えてくる。

日が出きったらすぐもう一つのポイント、リパンポイントへ移動。朝日が谷を染めるさまはこちらのほうが美しいのだそう。ここもまた私たち以外誰もいない。目の前に大きな空間があり、強烈なオレンジ色の崖がそれを囲んでいる。朝夕の谷の面白さは、昼間のグランドキャニオンに対する印象を忘れさせるほど。

途中の寄り道はリトル・コロラド。小さなグランドキャニオンみたいなところだが、十分でかく谷は深い。ものすごい強風にさらされながら観光。

ナバホ情緒あふれるキャメロンで朝食。冷え切っていたので、ホットチョコレートがおいしい。

地層と侵食の様子が良くわかる砂岩地帯で少し休憩。シルストーンというのだそう。

午前中にモニュメントバレーに着くが、「その前に寄り道しましょうねー」と、素通り。「名づけてフォレストガンプ・ポイント!」とのノブさんの説明を聞きつつ車を降りると、そう、そこは映画フォレストガンプでガンプが走るのをやめた地点。ガンプは延々と走ってきて、このモニュメントバレーが見える場所で走るのをやめたのだ。だだっ広い荒野に一本の国道。その先にモニュメントバレーの巨岩。すごい眺めだ。グランドキャニオン側からモニュメントバレーに行くとここは通らないため、この景色は見ることがないだろうと思っていた。わざわざ連れて来てくれたノブさんに大感謝。

モニュメントバレーでは風が強く、砂埃にまみれるためノブさんはベルベル族のまき方でターバンを巻く。ノブさんもモロッコ旅行経験者だそうで、モロッコ話で
盛り上がってしまった。ナバホ族の居留地のため、ナバホ族のガイド、リチャードさんが案内してくれる。ジープに乗り換え出発。

荒野にそびえる岩々を縫って走る。風景は圧巻としか言いようがなく、見ていて楽しくて仕方がない。ノブさんは車を降りる要所要所で、面白い写真が撮れるようにアドバイスしてくれたり小道具を貸してくれたり。そして、大きなドーム状の岩のたもとでは、私たちに寝そべるように言い、インディアン・フルートでアメイジング・グレイスを聞かせてくれた。リチャードさんも2曲喉を披露。すばらしい体験だった。

昼食はモニュメントバレーが見えるレストランでナバホタコ。コーンの揚げパンにチリコンカンとたっぷりのキャベツ、トマト中心のサルサソースを乗せたもので、とてもおいしかった。

午後は宿へ向かって走る。レイクパウエルの街、ペイジに宿泊。小さなモーテルのような宿だが、広くてとても快適。ペイジの街はとても小さくてのどか。レストランも数えるほどしかなく、ノブさん行きつけの中華料理店で夕食。

翌朝の寄り道についてノブさんから打診が。徒歩の道のりがやや厳しく、起床も1時間ほど早める必要があるが、行ってみたいか?と言う。もちろん行くに決まってる。

2005.6.8 ホースシューベンド-アンテロープキャニオン-ザイオン国立公園


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