セーラー服と機関銃 [映画関連]
大人になってわかるもの。それは薬師丸博子の初々しさ。
この映画初めて観たときは小学生だったので、薬師丸博子のことを「声の高いお姉さん」くらいしか思っていなかった。映画自体は、ありえない話だと思ったけれど渡瀬恒彦が格好いいなぁ、と思っていた。
で、今観てみて。ストーリィもディテイルもかなりとんでもなくて、こんな展開考え付いちゃうなんてかなりぶっ飛んでるなぁとしみじみ思う。
しかしもうとにかく薬師丸博子が初々しいのだ。ただの女子高生というだけではなくて、人一倍ちっちゃくて、風情が幼くて、いたいけなのにおっさんたちを叱り飛ばすアンバランスさはただごとじゃない。こりゃあ話題にもなるわけだ。その割に女優さんとしてはとても堂々と腹が座っている。薬師丸博子って、すごい子だったんだ....と発見した。
オードリー・ヘップバーンの「ローマの休日」にあたるのが
薬師丸ひろ子にとっては、この「セーラー服と機関銃」だったと思います。
このときの彼女の輝きは、もうあの時期のみで、他のどの作品でも感じられませんでした。まさに「奇跡のシーズン」。(唯一、あ・・と思ったのが「Woman Wの悲劇」)
個人的にもあの男の子のようなショートカットが忘れられません。
この映画の彼女は、ホントに素晴らしかったです。
by Sho (2006-06-11 21:39)
あぁ、わかりますねぇその表現。こういうのってタイミング勝負ですね、ほんと。
by satoco (2006-06-15 21:21)