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おっぱいバレー [映画関連]

2009年 羽住英一郎

映画を見ず、原作を読まずとも宣伝からの情報だけで予想できるストーリィがほぼそのまま進行。ベタだ。しかも最終的にはみずみずしい青春映画として着地するという点までがベタ。ベタすぎる。しかしこんなにもベタなのに最後まで興味を持って見続けられるし、その結果青春映画としてしっかりとさわやかな感動を感じさせてくれる。これ意外とすごいことなんじゃないだろうか。

ベタなのにいいと思えるのは、本作においておっぱいというファンタジーが見事に成立しており、観客もそのファンタジーを共有できるからである。

時代設定は原作とは異なり1979年に。現代社会では簡単に見られてしまうおっぱいがまだ憧れの対象だった時代だ。劇中の少年たちがまだ見ぬおっぱいに憧れおバカな行動を繰り返すのが実に愛らしく描かれる。この時代設定が本作の成功へのカギであったことは間違いない。

観客が劇中のファンタジーを共有できたのは、綾瀬はるかのおかげであろう。
若く、きれいで、おおらか。生徒のペースに乗せられてうかうかと約束してしまうゆるさを持ち、約束したからには守らなければと思ってしまう不器用さもあり、そしてちょっぴり反社会的な側面も持っている。清潔感にあふれ、控え目な母性もあり、そしておっぱいが大きい。
劇中の先生の個性は、そのまま綾瀬はるかの個性と言っていいくらい。また露出せずおっぱいを上品に強調するような絶妙な衣装を着せてもらっていたりもする。

主人公の少女時代を演じた大後寿々花ちゃんも相変わらず素晴らしい。寿々花ちゃんという女優さんは、見れば見るほど好きになる気がする。
少年たちは最後までいい子にならず、愛すべきおバカ連中のままなのもいい。

綾瀬はるかは作品によって映りに差がある女優さんだが、本作では可愛く撮れているので、ファンは必見です。

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ken

じゃあ、観ます!w
by ken (2011-03-03 13:51) 

satoco

kenさん”可愛く撮れているときの綾瀬はるか”お好きでしたよね!機会ありましたら是非w
nice! ありがとうございます。
by satoco (2011-03-07 10:16) 

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