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セックス・アンド・ザ・シティ 2 [映画関連]

2010年 マイケル・パトリック・キング監督

劇場になかなか行けず、ホームシアターでの映画鑑賞が主になると、本作を2011年5月の今頃に見るなどという間抜けな事態に陥ったりする。

劇場公開時、やたらと宣伝がすごすぎるのに違和感を感じていたのだけれど、なんであんなに宣伝しまくっていたのかなんとなく腑に落ちてしまった。
流行の最先端であることがもはやアイデンティティに近いくらいの人々の話だから、ファンにとっても流行かどうかというのはすごく重要だってことである。だからこの映画を話題の映画に仕立て上げることがどうしても必要だってわけである。なるほど。
話題にも何にもなってない今見ると、実に盛り上がらない一本である。

前作はホームシアターで見てもそれなりに楽しめたのだけれど、こちらはどうもぱっとしない。前作はドラマを楽しんだ観客に対しての、最後のプレゼントとでもいうべき、愛があったもんなあ。今回はただ二匹目のドジョウを狙っただけのやっつけ仕事。

最初の結婚式のシーンだけは面白い。結局このシリーズの魅力は大勢のわき役も含めた人々の日常の姿であって、彼らを切り離して4人だけで外国行っちゃってそこで話をまわされてもさして興味が持てないのである。
一応作品のテーマであるキャリーの悩みも前作に比べるとインパクトがないしね。
それでも見ている間はストレスなくさらりと見ていられるという点だけは偉いかもしれない。

ところで私はイスラム文化圏に旅したときに、サマンサのような軽装のアメリカ人観光客をやはり見かけましたよ。現地の人は
「あんな恰好してるからテロに狙われるんだ」
って言ってました。
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